ご自分のライフスタイルに必要な保険にご加入を検討されると同時に
いろいろな形でのお金を貯める方法をお勧めいたします。
1. 確定拠出年金 (iDeCo)
個人確定拠出年金
愛称はiDeCo(イデコ)
老後資金を自分で作るための制度です。
60歳までの間に一定の金額を出して、その掛け金で投資信託や定期預金、保険
などの金融商品を選んで運用します。
60歳以降に運用した資産を受け取ります。
最大のメリットは運用益非課税、拠出金が全額所得控除などの税優遇がうけれることです。
専業主婦(夫)
会社員(会社の規定により入れる、入れないが分かれる)
公務員
自営業者・学生・無職(国民年金保険料を納付している方)
上記の20歳以上60歳未満の方が加入できます。
※厚生年金加入者は20未満も可
年間の拠出限度額は年金の加入区分により異なります。
ちなみに専業主婦(夫)は月額23,000円が加入の上限です。
2. 生命保険
生命保険で貯蓄?
イメージがわかないなーと思われる方が多いとおもいます。
保険といえば、万が一の保障や病気したときのためにそなえるというのが浮かぶでしょう。
終身保険、これは若いうちに一つご加入されておくといろいろと使えます。
例えば、30歳 男性 低解約終身保険(保障が一生涯) 保険金額200万円に払込期間15年で
加入したとして。
保険料はだいたい8,800円/月
15年間払い込む累計保険料は約159万円
65歳で、解約したとしたら、解約返戻金は約176万円 返戻率約111%
保険なので万が一死亡した場合は保険金200万円が受取人にはいります。
こういう保険は途中での解約が一番損します。
15年間払込を満了すると、46歳で解約したとしたら、だいだい払った保険料くらいは戻ります。
これを、40歳で解約してしまったとしたら、68%くらいしか解約返戻金はありません。
活用法
①30歳で子供が生まれたとして、18年後の大学資金として18年後解約するつもりで加入する。
(15年間で払込満了してますので、48歳で解約して返戻率は約101%)
②老後の資金として、今の時代いつから公的年金がもらえるかわかりません。60歳で退職
再就職したとして、お給料の下がってしまった分の足しに。
③特に老後の生活には困らないわ。だとしたら、ご自分のお葬式代として、残す。
上記説明は日本円の終身保険を例にお話しました。
同じような保険で外貨建てがあります。
保険金、保険料ともに外貨で運用しますが、支払いは円でできます。
えーーーー外貨?なじみがなくよくわからないわーという声が聞こえてきそうですが、
内容は日本円終身保険と同じ。
ただ違うこと、それは外貨ということ。
例えば、30歳 男性 外貨建終身保険(保障が一生涯) 保険金額20,000米ドルに払込期間15年で
加入したとして、
保険料はだいたい42米ドル/月(日本円で為替レート110円として4,620円/月)
15年間払い込む累計保険料は約7,560米ドル(日本円で為替レート110円として831,600円)
65歳で、解約したとしたら、解約返戻金は約11,700米ドル(日本円で為替レート110円として128万円)
返戻率約152%
保険なので万が一死亡した場合は保険金20,000米ドルが受取人にはいります。
保険料が払う時の為替レートによりかわります。
42米ドルの保険料で、
為替レート110円だと4,620円
為替レート100円だと4,200円
為替レート120円だと5,040円となり、円安になると損をした気になりますが、
42米ドルというのはかわってないのです。
65歳で解約したとしたら、解約返戻金は約11,700米ドル。
為替レート110円だと128万円
為替レート100円だと117万円、
為替レート120円だと140万円となり、円高の時に解約すると得をした気になります。
この為替のリスクがあるので、①の学資保険には向いてないと思います。
長期でお金を貯めるということであれば、日本円の保険よりも外貨をつかっての商品の方が、
為替の影響は受けますが、利率がよく、有利だと思われます。
3. 預貯金
預貯金?
今のご時勢、金利が安くてなかなかたまりません。
でも、なにもしなかったら、本当に何もたまりません!
貯蓄の極意は少額で長期です。
毎月、ほんの少しでも意識して貯金しましょう。
コツコツ コツコツ 続けることが大事です。
それを保険でお手伝いさせていただきたいと思っています!